久留米絣の織物

久留米絣の織物

野村織物

手織りを収集していた私は月に一度小川内龍夫さんを訪ねていました。
たしか小川内さんに機械織で良い織元さんがいるよと勧めていただいたのが野村織物さんとの出会いのきっかけだったと思います。
色の研究では、久留米絣の中というより日本中でもトップクラスと思います。
同じ色配合でも水の温度や湿度によっても染め上がりが変わるくらい繊細で、織るごとに少しずつ色味も違います。
そして念願だった、世界でも類のない糸からの柄括り機の開発チームで成功された功績は大きいです。
藍木野でも人気の亀甲柄やよろけ縞をはじめたくさんの柄ものがあります。

野村織物の柄の紹介

西原織物

藍木野オリジナルの四重奏シリーズや黒のフォーマルの反物は西原織物さんによるものです。
とても研究熱心で、糸選びや染料選びまで試行錯誤を重ねました。

西原織物の柄の紹介

久保織物

明治後期創業。 久保文人や織りたて文人柄、吉田縞などでお馴染みの久保織物。 一口に縞、といっても色の入り方や幅の太さで印象ががらりと変わります。 残念ながら今後織れない柄もいくつかあります。

久保織物の柄のご紹介

山下織物

井上伝が明治2年に亡くなった後、久留米絣は最盛期を迎えます。
山下さんの祖父に当たる山下喜次郎さんは久留米絣の有望なことに着眼し明治25年に絣機業を始めました。
大正3年から昭和6年に組合が解散するまで、久留米絣同業組合評議員として組合の発展に貢献。
山下織物は今残っている機械織の織元ではとても貴重な織元さんでありその技術を残したいと模索しています。 

夏絣や大島調、60双でおなじみの山下織物。
夏絣は、糸と糸の間に隙間ができるよう特殊な綿糸と織機を使い糸切れや絡みが起こらないよう細心の注意を払いながらゆっくりと織っているそう。
夏絣ならではの肌触りは、湿気の多い日本の夏にはぴったりで後世に残したい織の一つです。

山下織物の柄のご紹介